教えて!Tomoko先生

お題08:プチ・わかーるピアノBやわかーるピアノ導入編で、ミドルCから始まっているのはなぜ?

【プチわかーるピアノBや、わかーるピアノ導入編で、ミドルCから始まるコンセプトは?】という近藤泰美先生からのご質問です。

ミドルCに入る前に、ト音記号「ソ」・ヘ音記号「ファ」・その調度真ん中が「ド」を必ず意識させます。それからミドルCに入っていきます。さあ、なぜでしょう?

きっと今年最後のお題になりますね。もちろんお返事は新年になってもOKで~す!(^^)/ 

お題08:プチわかーるBやわかーる導入編で、ミドルCから始まるのはなぜ?

子どもたちの様子を見てきて思うのですが、
ト音記号と、へ音記号、二つの国が上下にあると言うことをまず わかってもらう。
そして、そのちょうど真ん中に、ド が、ある❗
と分かれば、すぐに3つの音の配置が覚えられるかな?と、思います。
 ト音記号の第2線がソ、へ音記号第線がファ、としっかり覚えたら、真ん中のドは、すぐ覚えられます。だから、後からでいいと思います。(*^-^)
私たちが譜読みで一番大事にしていることがト音のソ、ヘ音のファ、まんなかド!そこは調度ミドルCポジションの骨格になりますよね!
大譜表読みを展開していく弾き方ですよね。 多分今のテキストの大方の主流だと 私も 迷うことなく使っていますが、、
自分の身体の前って 案外弾きにくいですよね〜^_^;
近藤先生のご意見、確かに私たちだと弾きにくいかもしれませんね。ただ幼児にとっては、大人と違って両腕を自然に前に出せる幅に思えますがいかがでしょう?絵を描くときやご飯を食べるとき、体の真ん中あたりに両手を持っていくという、生活でよくある動きのようにも思えます。来年のレッスンでちょっと実験してみますね。またワクワクで始まりそうです!ありがとう!!!
子供サイズで考えるんですね!
確かに、視線は左右に振るより身体の前の方が見易いですよね^_^
ミドルCで導入した生徒でも
わかーる曲集型の曲を弾きだすと ミドルCの譜読みが弱くなったりしませんか?
みなさん
そんな経験お持ちじゃないですか?
ミドルCでの両手で1本のメロディーを弾く時 モタモタしたりします^_^;
そんな時私は、 自分の前って弾きにくいやろ〜
右手と左手が近いって ごちゃごちゃ イライラするよね〜 家族と一緒だよ ^_^;
一番近い人に腹立つことある〜 お互いよく聞いて落ち着いて弾いてね
と 言うと 10代に入った子などは 納得したり顔します。
そんな経験から ミドルC導入は?と考えるようになったのです
なるほど!私はCポジションとミドルCポジションの「お引越しごっこ」をします。そうすると「なるほど!右手はそのままでいいんだ!そして、左手ミドルCの4の指を1に変えればCポジションになるんだ!」ということに気づくように指導しています。これはゲーム感覚で「よーいドン!」と速く言ったり、「よ~~~~~~~いドン!」と気を持たせる言い方で変化をつけています。これはとても集中してやってくれますので、おすすめです。(^^♪
お掃除の休憩ついでに 、、^_^;
改めてわかーるテキストをペラペラめくってみました
プチB はミドルC展開
片手でメロディーを弾く課題
両手に振り分ける課題とどちらも取り上げて下さっています!
わかーる①では
ミドルCと
わかーる曲集型のポジションが 入れ替わり立ち替わり出てきてGポジションへ導入されています!
この方法いいですね‼️
ポジションは固定しないほうが 譜読みに強くなると思いますので この点でも
わかーるテキスト いいですね❣️
固定しないでミックスにすると、弾く前に、どうポジションが変化するかを生徒自身が気を付けるようになり、とても良いと思っています。(^^♪
「お引越しごっこ」アイデア頂きました❣️
4指→1指に
ポイントここですね!
時々 ヘ音記号のファを ソ と 読み違える生徒がいるのですが 、
皆さんの生徒さんには いらっしゃいませんか?
きっと ト音記号第2線ソ と ごっちゃになってるのかも^_^;
このお引越しごっこすると この誤解も解消できるかも❣️
ソとファの迷いは「ソーヨひめとファーデスおうじ」でばっちりになりますよ~!(^_-)-☆
そうですね!
間違える子はソーヨ やってない子かも ^_^;
ミドルCで気になる点がもう1つ、
親指の使い方なんですが、、
子供サイズで気にならないというものの どうしても 一番中に入ってしまう親指
力入りすぎちゃったり 手の形が崩れがちかなぁ〜
皆さん どう対処されていますか?
一番中って奥に入ることかしら?それとも他の指の方へ入るということかしら?白いキーに指を5本並べるのが、確かにむずかしいですよね。アメリカで勉強したとき、鉛筆を横にして、そこに5本の指がつくように置くと、自然に手の形が良くなると指導されました。久しぶりにアメリカでの授業を思いだしました。(^^♪
一番 身体の奥に入るということです。
鉛筆利用ですね
テキストの絵で見たことが、、
アルフレッドだったかしら〜⁉️
ピンポーン!(^^)/
さし絵 大事ですよね❗️
でも こうやって 意図をお聞きする機会がないと
スルーしてしまう事も多いですよね〜 ^_^;
近藤先生のおかげで、私も、もう一度見直したり、考えたりができます。やはり、こういうチャンスがあるということは、すばらしいと思います。ありがたく思います。(^^♪
ミドルCポジションで始まるとドを中心に音が上と下に広がり自然とドの下にも音がある。という感覚が身につくように思います。
あとは、左右の受け渡しで1つのメロディーを奏でるという事が初期の段階から自然にできて例えば
ギロックのフランス人形や、ブルグミュラーの天使の合唱などにものちのち繋がっていく時に左右の受け渡しの経験があるとないでは違うように感じます^_^
よくぞ言って下さった!両手で一つのメロディーを演奏する第1段階がミドルCポジション!それはそれは大切な学習だと。両手の音量のバランスをどうするか…この段階で学ぶことは、とても貴重なことだと思います。(^^♪
ミドルCは 五度圏を捉えるのに最適なんだ‼️

facebookの「わかーるピアノ教本グループ」での生のやり取りをご覧いただけます。上記お題についてはこちらのリンクから!ご参加をお待ちしてます!

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